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家族信託Q & A

子供の居ない家庭の家族信託活用事例としてはどのようなものがあるでしょうか?

2019年03月13日

こんにちは。

つなぐ相続アドバイザーズ取締役の荒木です。

今回は、みなさまが気になってらっしゃるご質問をご紹介したいと思います。

ご質問

子供の居ない家庭の家族信託活用事例としてはどのようなものがあるでしょうか?

 

回答

子供のいない家庭と一言で言っても様々なパターンがあるかと思いますが、1つには自身の財産が望まない形で配偶者の親族に流れていってしまうことを防ぎたい、と言うニーズがあります。すなわち、例えば夫が不動産を持っていた場合、夫が亡くなればその不動産は妻が相続することが通常です。このような状況で、何ら対策をしておかなければ、妻に渡った後には夫の親族に不動産が戻ってくることはありません。このような対策を行うために、例えば夫が委託者となり、夫の甥が受託者となり、夫を一次受益者とし、妻を二次受益者とした上で、受託者となった甥を帰属権利者とすることが考えられます。このことにより、一旦は妻が不動産を使用収益できることとなりますが、最終的には夫の親族に財産が残ることとなります。
また、子供のいない家庭で、夫婦とも高齢となっているような場合、どちらかが亡くなると亡くなった人の兄弟が相続人となることが多く発生します。このような場合に、何も対策をとっておかなければ、配偶者と兄弟全員での遺産分割協議が必要となりますが、高齢者の兄弟も高齢者であるため、認知症になっていたり、既に死亡していてその相続人を調査するなど大変な手間がかかる場合があります。このため事前に家族信託を活用し、財産の行き先を指定しておくことで、遺産分割協議の労力を減少させることができます。
このほかにも子供のいない家庭特有の悩みと言うのはあろうかと思いますが、家族信託を活用することにより、柔軟な対策が可能になるのではないかと思われます。
 

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