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親族が認知症に 代わりに預金下ろしたいが…

スタッフブログ  2022/04/11

みなさん、こんにちは。
 
昨年大雪に見舞われた北国でもようやく雪が解け、気持ちの良い季節到来ですね。
弊社から大通公園が一望でき癒されますが、新緑の季節が待ち遠しいです。
 
4月3日(日)朝日新聞(朝刊)社会面にて 「親族が認知症を発症し、代わりに預金を下ろしたくても、引出し制限により引き出せない、銀行によって対応がまちまち」という内容の記事が掲載されていました。
 
メディアで問題を取り上げられることで、弊社への問合せでも多くご懸念され、事前対策のご相談を受ける内容です。
 
記事内では「銀行は原則、認知症などで本人の意思が確認できないと、親族でも取引を認めない」(記事一部抜粋)こう指摘している一方、高齢化社会で認知症を発症される方が増える中で親族の方が、両親の生活費や医療費の為に預金を引き出さなければならないケースも増えています。
社会事情を配慮し、柔軟に対応する金融機関も増えており、北海道内金融機関も実際に信託口口座に対応いただける銀行が増えていると実感しております。但し、「全国銀行協会がまとめた調査結果では、「柔軟に対応する」としている銀行は6割」(記事より一部引用)といいます。
背景には、判断能力の低下に乗じて親のお金を使ってしまうケースもありトラブルにもつながる。そういったリスクを避けたい金融機関の姿勢はまだ多く残っているようです。
 
実際に、母親の預金を凍結され、成年後見制度を利用し引出しに5ヶ月要した方の例も掲載されていました。
ですが、「手続きには手間や労力がかかり、厚生労働省の専門家会議でも、成年後見制度の審判が確定するまで支援ができない空白が発生するという課題が共有された。」記事内で指摘されています。
 
そういった問題を回避する一つの手段として、「家族信託制度」を皆さんに知っていただきたいと切に感じます。
 
早めに事前対策することで、ご両親の財産管理を信頼できるご家族に任せることが可能になります。
日頃からご家族間でコミュニケーションを図り、ご両親がお元気なうちに財産についてお話し合いされる機会をつくることが大切だと日々感じます。
 
次回、弊社主催「家族信託セミナー」は2022年4月20日(水)13:30~予定しております。
個別相談も随時無料で承ります。(詳細はコチラ
 
興味ある方はこの機会、是非ご活用ください。
 
 
 

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