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家族信託Q & A

信託契約書に瑕疵担保責任とありますが、瑕疵担保責任とはどのようなことですか?また、信託契約書で付記すべきでしょうか?

2019年11月18日

こんにちは。

つなぐ相続アドバイザーズ取締役の荒木です。

今回は、みなさまが気になってらっしゃるご質問をご紹介したいと思います。

ご質問

信託契約書に瑕疵担保責任とありますが、瑕疵担保責任とはどのようなことですか?また、信託契約書で付記すべきでしょうか?


回答

瑕疵担保責任とは、財産を移した場合に、移した人が移した物の欠陥に対して負うべき責任です。信託契約の場合は、財産の元の所有者である委託者が財産を預かる受託者に対して負う責任です。
具体的には、例えば、信託の対象となる建物に欠陥があり、その欠陥が理由で第三者に損害を与えてしまった場合に、第一次的に受託者が責任を負う事となりますが、その根本原因が委託者が所有していた時期から存在したと言う場合には、委託者が受託者に対して損害賠償義務を負うこととなります。これが法律の原則となっています。
しかし、家族信託の場合には、営利を目的とていないことや、委託者と受託者が家族である場合が多いことなどから、瑕疵担保責任を認めないという特約をすることが見受けられます。この特約を結んだ場合、受託者は委託者に対して損害賠償請求を行うことができなくなります。しかし、家族信託の原則は、委託者と受益者が同一人物になることにあり、結果的に受託者は委託者である受益者に対して損害賠償請求をすることが可能となるため、大きな差異は無いものと思われます。
信託契約で瑕疵担保責任について特約を結ぶこともありますが、実際的な影響としては大きくなるケースは稀であると考えられます。

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