家族信託Q & A

回答

不動産に信託の登記がされた場合は、同時に信託目録が作成されます。

信託目録付きの不動産登記事項証明書（登記簿謄本）を取得するには、登記事項証明書請求の際に信託目録の記載を併せて請求します。信託目録の記載を請求しないと、信託目録がある場合でも、記載は省略されてしまいます。
信託目録を請求するときに【現在事項】と【全部事項】のどちらかを選択することになります。【現在事項】は現に効力のある目録のみを、【全部事項】は信託内容を変更したなどで効力を失った目録も含め、その不動産に作成された信託目録全てが記載されます。
信託目録を載せるかどうかで登記事項証明書取得の手数料は変わりません。取得する目的に応じて、信託目録をつけるかどうか選ぶようにしましょう。

ー 回答専門家：つなぐ相続アドバイザーズ顧問 司法書士 白木  愛 ー

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