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事例紹介

90歳を過ぎた父親の財産管理を目的とした信託設定

2019年08月26日

本件の特徴

1)認知症に伴う金融資産の凍結リスクを事前に回避

2)将来に備え、お父様所有の自宅(マンション)の承継を設定

 

ご相談内容

札幌在住のA様(お父様)はこれまで外貨建て債券を中心に資産運用をされていましたが、90歳を過ぎ金融機関から新たな債券の購入に際して家族の同席を求められるようになりました。A様は耳が遠くなってはいるものの、判断能力はしっかりとしていました。ただし、昨今の高齢者保護の観点により、金融機関の取引に際する確認は非常に厳格となっており、これまで通りの資産運用を希望されていたA様にとって非常に煩雑な手続きを要するものとなっていました。そうした状況で金融機関との打ち合わせに同席されたB様(ご長男)が、A様の今後の財産管理に不安を覚え、家族信託の利用を決意されました。A様は当初費用をかけて手続きをすることの必要性に疑問を持たれている部分もありましたが、B様が弟のC様と共に弊社まで相談にいらして感じた家族信託活用の必要性をお伝えしたところ、手続きの実行へと至りました。

 

お客様のニーズ

・A様の預金をB様が管理し、今後見込まれる施設の入居手続きなどが円滑に進められるようにしたい。(認知症対策)

・A様が亡くなられた後はA様の奥様のために残された金銭を使用し、奥様も亡くなられた時点でB様とC様が等分に分けることとしたい。(二次相続の指定)

・A様が所有するご自宅については、A様と奥様が亡くなられたら売却して売却代金をB様とC様が等分に分けることとしたい。

 

家族信託の設定

本件において設定した家族信託は以下のような内容でした。なお、所有されていた外貨建て債券については口座をお持ちの証券会社が家族信託に対応していなかったため、今回の手続きに際して全て売却しております。家族信託を活用しながら受託者の判断で資産運用を行えるようにするサービスを提供している金融機関もありますが、本件ではご本人の希望もありそのような対応は行いませんでした。

 

信託財産:現金4,500万円、土地、建物(マンション持分)

委託者兼受益者:お父様(A 様)

二次受益者:A様の奥様

帰属権利者:長男(B様)、次男(C様)

受託者:長男(B様)

二次受託者:次男(C様)

 

 

サービスの詳細については、以下よりお問い合わせください。

TEL.011-557-8914

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